- 干し芋っていろんな形があるけど、違いはあるの?
- 柔らかい干し芋が食べたいけど、どれがいい?
- 昔ながらの噛みごたえがある干し芋はどれ?
干し芋には平干し、角切り、丸干しの3種類の形があり、形状ごとに甘みや食感、乾燥度合いなどが違います。
しっとりとした食感が好きな方は平干し、持ち運んでお手軽に干し芋を食べたい方は角切り、ねっとりとした食感とスイーツのような甘さが好きな方は丸干しの干し芋にすると、あなたの好みに合った干し芋を選ぶことができます。
収穫された芋のサイズによって加工する形状がかわります。
本記事では干し芋の種類や形状の違い、干し芋の選び方について紹介します。
平干し芋

平干し芋とは大きめのサツマイモをスライスして作る干し芋です。
国内で生産されている8割が平干しと言われており、以下のような特徴があります。
- スーパーや道の駅など、比較的手に入りやすい
- しっとりとした食感
中までしっかり乾燥しているので、食感がやや固め。
薄めなので食べやすいサイズにちぎりやすいのも特徴です。
昔ながらの素朴な干し芋が好きな方は平干し芋がおすすめです。
丸干し芋

丸干し芋とは小さめのサツマイモを一本まるまる蒸してそのまま干して作る干し芋です。
天日干しでは平干しの2倍ほど乾燥時間が必要なため、平干し芋より高価な印象。
食べたときの特徴としては以下のようなものがあります。
- 表面と内側で違った食感を楽しめる
- ねっとりとした食感で強い甘み
平干しと比較して水分量が多い干し芋のため、暑い時期の保存には注意が必要です。
干し芋の保存方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
スイーツのようにじっくり味わいたい、食べごたえのある干し芋を食べたい方には丸干し芋がおすすめです。
角切り芋

角切り干し芋とは大きめのサツマイモを棒状にスライスして作る干し芋です。
平干し芋の2倍の厚さでスライスするため、肉厚で芋独特のホクホク感を味わうことができます。
- スティック状になっているため、食べやすい
- 平干しよりも乾燥していて噛みごたえがある
しっかり乾燥させている商品が多く、手で持ってもベタつかないため屋外で食べるのに向いています。
職場やおでかけのおやつに持ち運びたいという方は角切り干し芋がおすすめです。
まとめ
干し芋の形状ごとの特徴や選び方を紹介しました。
- 昔ながらの素朴な干し芋が食べたい→平干し芋
- 持ち運びしやすい干し芋がいい→角切り芋
- スイーツのように甘い干し芋が食べたい→丸干し
その他にもお家でゆっくり干し芋を味わうときは丸干し、冷凍して保存したい方は平干しなど用途に合わせて干し芋を選ぶことで、干し芋をさらに楽しんで食べることができます。
ぜひあなた好みの干し芋を探してみてくださいね。